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炊く前のお米も腐る?食べたら危険なお米の見分け方も紹介

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このお米は古そうだけど食べられるのかな?
と悩んでいませんか?
最近の物価高で安いときに買い溜めしたお米。

賞味期限の記載もないし、腐っているのかどうかもわかりにくいですよね。
でも、捨ててしまうのももったいないです。

この記事では、炊く前のお米が腐っていないかの見極め方や古いお米の食べ方についてご紹介します。

この記事でわかること
  • お米の賞味期限
  • 食べない方が良いお米
  • 古米のおいしい食べ方
  • 古米の処分方法

古米でもおいしく食べられれば、安く手に入り節約もできるので、最後まで読んでくださいね。

お米を安く買う方法は、こちらの記事で紹介しています。

【2025年版】お米を安く買うならネット通販!さらに安くする7つのポイントも紹介!!

目次

炊く前のお米が腐るとは?虫やカビが生えたらNG

お米は、野菜や果物のように腐って溶けることはないです。

しかし、虫が侵入したお米やカビが生えたお米は、食べずに破棄したほうが安全でしょう。

虫が侵入したお米も虫を取り除けば食べられないことはありません。

しかし、中が空洞になっていておいしくなかったり、アレルギー反応を起こし九死に一生を得る可能性もあります。

また、カビの生えたお米は、表面だけでなく内部にもカビ菌が繁殖しているため、水洗いでは取り除けません。

加熱しても毒素はなくならないため食べないようにしましょう。

大量の虫が侵入した米はアレルギー反応が起きる

虫が侵入してしまったお米でも、適切に処理すれば食べることが可能です。

しかし、虫がたくさん侵入したお米はアレルギーを引き起こすことがあり危険です。

他にも食べたときに食感や風味に異常を感じる、糸を引く場合は、食べるのを控えた方が安全でしょう。

また、健康面で不安がある場合は、少しでも異常を感じたら食べないことをおすすめします。

カビが生えたお米は危険!腹痛だけでは終わらない

保管方法が悪いとお米に、カビが生えることがあります。

カビが生えたお米は、表面だけでなく内部にもカビ菌が繁殖しています。

そのため、水洗いでは取り除くことはできないでしょう。

また、カビ自体は加熱すれば死滅するものも多いのですが、カビによる毒素は熱で消えず、ごはんを炊いた後でも残ります。

カビは食べると食中毒を引き起こす危険性があるので、気づいたら食べないようにしましょう。

カビが生えたお米の見分け方

見た目

表面に緑、黒、茶などの細かい粉が付着しています。
お米を研いだあとに水が黒や茶色に濁る場合は、細かいカビが発生している可能性があります。

におい

酸っぱいにおいやカビ臭いなど、お米とは違うにおいがします。
炊き上がりのにおいも変化するので、よく注意しましょう。

手触り

通常のお米は、表面が乾燥してサラサラしています。
しかし、カビが生えたお米は湿気を含んでいるため普段よりしっとりとしています。

お米には賞味期限がない!品質低下の見極め方

お米は生鮮食品のため、賞味期限や消費期限が記載されていません。

賞味期限や消費期限の代わりに精米年月日が記載されているので、精米年月日を目安として食べましょう。

精米してあるお米は、精米から1〜2ヶ月を目安に食べきれば、おいしく食べることができます。

開封していないお米でも、通常の袋の場合は、未開封であっても1〜2ヶ月で傷んできます。

米袋には、荷崩れや破裂を防ぐために、小さな穴が開けられています。

そのため、未開封でも時間の経過とともにお米の味は落ちてしまうのです。

最近では、真空パックに入ったお米も販売されています。

真空パックの場合は、空気に触れないため常温で1年、冷蔵で2年もつでしょう。

品質が低下したお米の見分け方

精米から半年

精米から半年経ったお米は、以下のような特徴があります。

  • 色の変色
  • 色が濁る
  • 粉っぽくなる

半年程度であれば、カビや虫がついていなければ食べられます。

しかし、風味や食感が劣化しているため精米したてのようなおいしさは感じられないでしょう。

精米から1年

精米から1年経ったお米は、見た目やにおいに変化がなければ、食べれないことはありません。
ただし、炊く前にはしっかり洗ってから食べること。

少しでも違和感を感じたら破棄しましょう。

古米をおいしく炊く方法7つ!!基本はよく研ぐこと

腐ってはいないけど、あまりおいしくない古米。
安く手に入りますが、どうせならおいしく食べたいですよね。

古米を炊くときには、まずはしっかり研ぎ水を吸水しやすくさせましょう。

また、古米は水分が抜けて乾燥しているので、浸水時間を長くしたり、お酒を混ぜたりすることでふんわり感が出ます。

竹炭と一緒に炊くと、古米特有のにおいも消すことができますよ。

まずはしっかり研いで汚れを落とす!

しっかりとお米を研ぐことで、水を給水しやすくなります。

また、表面にゴミやホコリなどがついている場合があるため念入りに研ぎましょう。

ただし、古米は乾燥し割れやすいので、力いっぱい研がずに優しく扱ってくださいね。

パサパサ食感を改善する4つの方法

1.浸水時間を長くする

古米がパサパサする原因は、水分不足です。
夏場は30分、冬場は1時間を目安に水に浸してから炊きましょう。

2.にがりと一緒に炊く

にがりに含まれるマグネシウムが、米の旨味を引き出し、ふっくらとしたごはんにしてくれる。
お米1合に対してにがり1〜2滴が目安です。

3.もち米と一緒に炊く

古いお米は、どうしてもパサつきがちです。
もち米を入れることで、もちもちとしたごはんにすることができる

お米1合にもち米大さじ1杯を入れてみましょう。

4.酒やみりんと一緒に炊く

日本酒やみりんを入れて炊くことで、ツヤや食感が改善されます。

また、風味も変わり、古米臭も気にならなくなります。
お米1合に大さじ1杯を目安に入れましょう。

古米臭を消すなら竹炭を竹炭を入れて炊こう

竹炭には、「気孔」と呼ばれるたくさんの穴が開いているため、古いお米のにおいを吸着、分解してくれます。

さらに、竹炭に含まれるミネラル成分が水に溶けて、ふっくらおいしく炊き上げることができます。

お米の甘みを出すなら氷を入れる

炊飯器に入れるときに氷を1〜2個入れてから炊くと甘みがUPします。

お米は、沸騰までの時間がながければ長いほど甘みが出ます。

お米は可燃ゴミ!!有機肥料として使う方法も紹介

お米は、可燃ゴミとして捨てることが可能です。

しかし、「お米を無駄にするな」とも言われ続けて、捨てるのはもったいないと思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

食べられなくなったお米は、有機肥料にすると無駄になりません。

家庭菜園など畑をやっているなら、古米を撒いてみましょう。

古米を撒くことで、天然の有機肥料にすることができます。

古米には、デンプンやタンパク質、ミネラルが豊富に含まれており、優れた肥料として活用できるのです。

古米が発酵する際のにおいが気になるときは、生ゴミ処理用の発酵促進剤を混ぜてみましょう。

発酵促進剤には、嫌なにおいを吸着するゼオライトが入ったものがおすすめです。

まとめ

  • お米には賞味期限がないが、精米から1〜2ヶ月がおいしく食べられる期間である
  • 食べない方が良いお米は、虫が大量発生したり、カビが生えたりしたお米で、アレルギー反応や食中毒を起こす危険がある
  • 古米は、よく研いだ後浸水時間を長くしたり、にがりや日本酒を入れるたりすることで、ふんわり感が出る
  • 古米特有のにおいは竹炭でとれ、甘さは氷を入れることで引き出すことができる
  • 古米は、可燃ゴミとして捨てることができるが、気が引けるときは土に混ぜて肥料にすると無駄がない

お米は、精米した後すぐに食べないとおいしくありませんが、工夫次第ではおいしく食べることができます。

あなたも、これを機会に無駄なくお米を食べてみませんか?

炊飯後のごはんもおいしく保存できたら嬉しいですよね。

上手なごはんの保存方法は、こちらで紹介しています。

冷凍ご飯が美味しくない原因は4つ!!美味しさを保つ方法も紹介

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