ヒートテックが暖かくない原因は3つ!おすすめインナーも紹介

せっかく買ったヒートテックが暖かくなくて悩んでいませんか?

この記事は、特にこんな悩みがある方におすすめです。

寒い冬のインナーには、ヒートテックと思いがちですが、実は寒い場所でじっとしている状態では暖かくなりません。

これは、動いたときにかいた汗が熱に変わる機能があるからです。

しかも、一度汗をかくと暑くても熱を発し続けるため大量に汗をかき、汗冷えの原因にもなります。

あなたには、寒い思いをして風邪を引いてほしくありません。

この記事を読めば、この冬を快適に過ごせるようになるので、最後まで読んでくださいね。

ヒートテックが暖かくない原因は構造が原因

ヒートテックが暖かくない原因は、汗をかいていないからです。

ヒートテックが暖かくなるためには、3つの要因があります。

ヒートテックは、空気を多く含む特性のある合成繊維を使用して、暖かい空気を逃げにくくしています。

それに加えて、汗を吸って熱を発する吸湿発熱機能があり、体にフィットする構造で暖かくしているのです。

つまり、汗をかかないと熱を発することができずに寒いままなので、暖かく感じないのです。

保温性の高い素材で熱を逃さない

ヒートテックは、ポリエステルやアクリルなどの合成繊維を使用しています。

これらの素材は空気を多く含む特性があり、断熱材のような役割をしています。

体温を逃がさずに保持するため、体温を効率的に保つことができ、寒い環境でも暖かさを感じやすくなります。

吸湿発熱機能で熱を発する

ヒートテックは、汗や湿気を吸収し、その水分を利用して発熱する機能を持っています。

体から出る汗や湿気が繊維に吸収されると、化学反応によって熱が発生します。

この吸湿発熱機能により、体温をさらに保温する効果が得られます。

つまり、じっとしているシチュエーションでは、化学反応を起こすことができないため、寒いままなんです。

フィット感と密着性で隙間風を防ぐ

ヒートテックは、体に密着するデザインが特徴です。

この密着性により、体温が外に逃げにくくなります。

肌にぴったりとフィットすることで、暖かい空気の層ができるので、外部の冷気から体を守ることができます。

ヒートテックが汗で冷えるのは素材が原因

ヒートテックを着ていると汗をかいて冷えてしまいます。

これは、ヒートテックの吸湿発熱機能として使われる『レーヨン』という素材が原因です。

レーヨンは吸水力が少ないため、汗をかいても吸ってくれません。

しかも、汗や湿気があれば熱を発し続けるため、暑くなりさらに汗をかいてしまいます。

大量に出た汗は、そのままの状態で冷えるため汗冷えを起こして冷えてしまうのです。

特にスポーツや満員電車やバスに長時間乗る場合は、汗を吸ってくれる綿素材のインナーがおすすめですよ。

暖かいインナーはグンゼ!着るだけで暖かい商品2つ紹介

１枚着れば暖かく快適なインナーを探しているのなら、グンゼのインナーがおすすめです。

グンゼは、老舗下着メーカーですが、あまり知られていないちょっと残念なメーカーです。

そんなグンゼのおすすめインナーは2つ。

ホットマジック【極】は、長時間の寒い場所にいなければいけないときに、しっかり体を暖めてくれるインナーです。

一方、ファイヤーアセドロンは、汗を吸収発散させてくれるため、電車やバス通勤や朝晩の寒暖差があるときにぴったり。

冬の寒さもへっちゃらなぐらいに快適に過ごせますよ。

ホットマジック【極】はひんやり感0

ホットマジック【極】は、綿肌着7枚分の暖かさを実現したインナーです。

暖かさの秘密は、吸湿発熱する繊維、東洋紡【eks】®を使用しているから。

【eks】®は、レーヨンと比べて吸湿発熱性が3倍高いため、少ない汗でもしっかり発熱してくれます。

しかも、汗も3倍吸収してくれるため、汗冷えも気になりません。

肌に触れる面は着ぶくれしない程度の起毛になっており、着たときのひんやり感は無し。
寒い室内や外での作業にぴったりなインナーです。

ファイヤーアセドロンで汗冷えも心配なし!

ファイヤーアセドロンは、『サッ』と汗を吸い、『シュッ』と汗蒸れを軽減、『パッ』と発熱する快適インナーです。

なぜ、このような事ができるかというと、糸の芯の部分に吸放湿性が高い分子を結合させているからです。

吸放湿性が高くなったため、レーヨンを使用していても汗を吸い取ってくれます。

つまり、通勤通学の電車やバスが暑くて汗をかいても、しっかり吸収してくれるので汗冷えしないんです。

汗冷えすると風邪を引きやすくなりので、体調管理としても役立ちますね。

グンゼのインナーの残念ポイントは値段と厚さ

グンゼのインナーは、冬に最適なインナーだとはわかりましたが、残念なポイントが2つあります。

グンゼのインナーは、ユニクロのヒートテックより少し高いです。

グンゼ	ユニクロ
ホットマジック【極】8分袖インナー 4,730円	ヒートテックUネックT/8分袖 1,290円
アセドロン【ファイヤーアセドロン】長袖インナー 2,860円	超極暖ヒートテッククルーネックT 1,990円

しかも、厚めで着るものによっては、トップスに響いてしまうこともあります。

しかし、伸縮性があるので、ゴワつきやつっぱりを気にせずに着ることができるんです。

一度着ればもう、他のインナーは着ることができなくなるので、是非試してみてくださいね。

どうしても、値段が気になってしまうのであれば、今なら福袋でお得に買うことができますよ。

まとめ

• ヒートテックは、保温性の高い素材を使っているが、体が冷たければ保温性があっても暖かくならない
• ヒートテックが暖かくないのは、汗や湿気を吸って熱を発する吸湿発熱機能で、汗をかかなければ寒いままだから
• ヒートテックを着ていると、汗を吸水して熱を発するので暑くなっても暖かくなり続けてしまい汗だくになってしまう
• ヒートテックに使われているレーヨンは、汗を吸わないため汗がそのまま冷えて風邪を引く原因になる
• グンゼのインナーは、少ない汗でも発熱するホットマジック【極】、汗を瞬間吸収してサラッと着れるアセドロンがあり快適に過ごせる
• グンゼの残念なところは、値段がユニクロに比べて高く、生地が厚いところだが、一度着たらやめられないほどの着心地の良さがある

寒い冬に暖かいインナーを着れば、着ぶくれせずに快適に過ごすことができます。

しかし、商品によっては満足のいく暖かさを得られなかったり、暑すぎて汗をかいたりしてしまいます。

あなたも、これを機会にグンゼのインナーを試してみませんか?